四国中央ユネスコ協会「1本の映画祭から世界を知る」映画祭

12月17日、四国中央ユネスコ協会としこちゅ~ホールの共同開催で、「一本の映画から世界を知る映画祭」が開かれ、映画「世界の果ての通学路」が上映。その後、教育について考える意見交換会が行われました。

ドキュメンタリー映画「世界の果ての通学路」は、ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドなどで険しい道を何時間もかけて通学する子どもたちを追った作品です。キリンや象が生息する危険なサバンナを駆け抜けたり、平原を馬に乗って通学したりと、子どもたちの過酷な環境や、将来の自分を見据え、勉強のためにひたむきに通学する姿を通して、教育に対する価値観を考えさせる話となっています。

上映後は、愛媛大学教教育学研究科 遠藤教授をコーディネーターに、意見交換会が行われました。

「命がけで学校に向かう姿が印象的だった」という率直な映画の感想をはじめ、義務化されている日本の教育を踏まえ、学校に対する子どもたちの考え方の違いに言及した意見なども発表されました。